「アナログオーディオフェアー」出展報告。②
「真空管オーディオフェア」では、懐かしい顔ぶれを多く見かけました。アナログレコードが注目されていることもあり、若い来場者が増えているのが印象的でした。初日の土曜日は半日のみの開催でしたが、不思議なことにこの日の方が翌日曜日よりも多くの人が訪れ、特にピーク時にはドアの開け閉めが難しいほど多くのお客様が後方に立って聴き入っていました。
CDとは異なり、アナログレコードの交換に時間がかかるため、最初は少し焦りましたが、徐々に慣れてきました。ニッキ・パロット、綾戸千絵、藤田恵美、カーペンターズ、テレサテン、オフコース、マイルス・ディビルス、浅川マキなど、私が個人的に選んだ曲をハセヒロ・バックロードの音色で楽しんでいただけたと自負しています。
「ティラミス・ハーモニーボード」と「アクアデューサー」のデモンストレーションも行いましたが、使用時の音楽を聴いていただいた後、それを外して同じ曲を再生し、再び設置して聴いていただくというプロセスを繰り返しました。そのたびに来場者の皆さんが納得の表情でうなづいておられました。「アクアデューサー」では水での試聴の後に、焼酎とワインでも聴き比べを行いました。焼酎では「音が濃くなった」、ワインでは「爽やかに聴こえる」との意見を頂きました。
酒での試聴は皆さん興味深々で、「ビールではどうなるか?日本酒では?購入された方は色々試されてください。そして、その酒は捨てずにそのままお飲みください。これが本当の飲酒レーターです」と伝えると、大爆笑と拍手が起こりました。
今回もいろいろなご意見をいただきました。最前列におられた方が、「なぜ、テーブルの下にお酒が置いてあるのか不思議でしたが、その意味が解りました。酒で音が変わるなんて楽しいですね」とコメントされました。
「燕三条市は優秀な商品を作る町として有名だから、御社のスピーカーも燕三条製なのでイメージが良いですよ」とのご意見もいただきました。
「どこの部屋も良い音で鳴っているが、100万円とか200万円もする。そんなのを買えるのは特殊な人たちだ。ハセヒロさんのスピーカーなら小遣いで買える」
何回も聴きに来られる方からは「やはり、この部屋の音が一番落ち着く」との声をいただきました。
また、「RR-10を聴きたかったが、今回はないですね」と言われる方が数名おられましたので、次回は考慮します。
「初期のUMU-191Mを聴いているが、家では大音量で聴けないので今日来ました。ユニットが以前と代わったのですね」とのコメントもありました。
「アナログオーディオフェアー」、今回初出品でしたが、用意したカタログが初日でなくなるなど、反省事項も多かったです。
来年も出展可能なら万全の準備をして臨みたいと思います。
ご参加いただいた皆様本当にありがとうございました。