音道に丸みを付けた結果。
試聴の結果、私の予想は見事に外れて驚きました。直角だった音道の四隅をわずかに丸めるだけで、劇的な変化が現れました。
UMU-131SSを2セット作って通常の音道と角丸の音道を比較試聴しました。
左側が通常の音道で、右側が角丸音道。Vifaの8cmユニット搭載です。
試聴の後、思いつくままイメージを述べると・・・
通常タイプに比べて躍動感があり、ボーカルがより生々しく、全体に明るく生き生きしたサウンドになりました。
女性ボーカリストでベーシストのニッキ・パロットのLPで聴き比べしましたが、ビブラフォンの音が花瓶を叩いたような音から、より金属の質感に変化しました。
ピアノは明るく粒立ち、その音符が弾けるように飛び交い、ベースは歯切れよく弦の震えも感じ、とにかく各楽器や歌声が立体的に表現され、メリハリのある、明るく楽しい演奏に変わりました。
何でこれほど変わるのか?まるでマジックのよう。この鳴り方に私個人的にも魅了され、このまま家に持ち帰って続きを聴きたいと思ったほどです。
もう完成形と思っていたエクスポネンシャルホーン。また新しい進化を見つけました。
この角丸音道のUMU-131SSを早急に商品化します。