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三条私立大学のセミナーに参加しました。

我が三条市には今まで大学がなかったのですが、今年4月「ものづくり大学」として三条市で初めての大学、三条市立大学が開校しました。木をふんだんに使ったおしゃれな校舎とのことで、早く見学してみたいと思っていましたが、折よく一般市民を対象にしたセミナーの案内があり、しかも初回は音楽を対象にした講演とのことで早速申し込んでおりました。

平日の夜6時開演でしたが、やはりすごくお洒落な校舎でした。

2021年に開校した『三条市立大学』に潜入!大学の魅力を探ってみた! |
地域情報サイト『ガタチラ』 (gatachira.com)
<https://gatachira.com/local/23963/>

今後、月一回開催される知的ものづくりセミナーシリーズで、第一回目は「音楽は振動」というテーマでした。

オーディオを趣味とするものとして大変興味深く聞けたので、皆様にも内容をご報告したいと思います。

 

・音が起きる原因として、 

(1)打楽器などの個体の振動

(2)風やスプレーなど気体の振動

(3)落雷や爆発音などの空気の急激な膨張、収縮

がある。

・リズム・メロディー・ハーモニーが音楽の3要素。

・ドレミファソラシドは十二平均律→西洋音階で振動数を一つ前の音の振動数の

1.0595倍にするという決め方(この違いを半音というのだそうです)。

・1939年ロンドンの国際会議でラの音を440Hzとする国際標準を決めた。

楽器の音色

・人間は倍音からなる複合音に対して音の高さを感じる

・楽器の音は基本的に倍音構造をしている。

・音色は波形の違いとして現れる。

音色は倍音の配分で決まる。

大変勉強になったのは、楽器の音は(同じ高さの音でも)倍音構造の違いで異なった音色に感じられるという事で、同じドの音でもバイオリンとピアノでは倍音が違うという理屈で全く違う音色に聞こえるという、何か信じられないような不思議な気持ちになりました。

電子楽器でピアノなどの楽器の音を再現していますが、これらは電気的にこの波形を作って音色を再現しているのかもしれませんね。ちょっと納得しました。

オーディオ仲間の間ではときどき倍音の話が話題になるのですが、今回は大変参考になりました。

それにしても、こんなに真新しい校舎で学べる若い学生をうらやましく思っていましたが

そうだ、このセミナーに月一出席していれば私も学生気分でいられる。次回は太陽電池の開発秘話とのことで、これにも申し込もう。

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